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第20話「黄金の烏」

逃げた小梅を追い、雪哉と若宮は北領へと向かう。猿と仙人蓋(せんにんがい)をめぐる事件の謎がついに解き明かされるも、瞬間、若宮の身を凶刃が貫く。主を守れず、己を責める雪哉。厳しく尋問する長束(なつか)に対し、女は冷酷に笑うのだった。やがて、雪哉は“真(まこと)の金烏(きんう)”に課された過酷な宿命を知る。垂氷(たるひ)の雪哉が選んだ道は、果たして――。